Portland Cider Company

ポートランド、ホーソン。タップルームに脚を運んだ人もいるのでは?
英・米出身の夫婦が手がける「PORTLAND CIDER」は、伝統的なイギリスのサイダーをはじめ、スイート、ホップ系、洋梨とテイストの異なる4商品を日本で展開予定だそう。
マーケティング担当のホセは、4年前にサイダーと出会って以来、すっかりファンになり、昨年不動産業界から転職したばかり。
サイダーのどんなところに魅力を感じているのでしょう?

PORTLAND CIDER
ポートランド・サイダー・カンパニー

Jose Bernardo Gonzalez
ホセ・ベルナンド・ゴンザレス
7Bev Global


伝統的なイギリスのドライサイダーが出発点

―「PORTLAND CIDER」の特徴を教えてください。

オレゴン出身のジェフと、イギリスのサマセット出身のリンダの夫婦が2012年に設立したサイダリーです。
イギリスの伝統的なサイダーのノウハウと、北西部のマイクロサイダリーの新しい技術を融合させて、クオリティの高いサイダーをつくっています。
コンセプトは、100%北西部産のフレッシュなりんごジュースを使いつつ、味わいはイギリス風。
つまり、最初の飲み口がドライなものを目指しています。原材料の選び方と、プロセスのすべてにもこだわりを持っています。

―日本で展開予定の商品はどんな味が?

「KINDA DRY」というのが、もっとも伝統的な英国のサイダーに近いものです。
ドライで軽く、すっきりした飲み口です。
りんごはグラニースミス、ハニークリスプ、ジョナゴールド、フジ、ゴールデンデリシャスの5種類をミックスし、味わいを安定させています。
また、アメリカでは比較的甘口のサイダーが好まれるので、それに合わせたラインナップも少しずつ増えていきました。
「KINDA DRY」に加え、甘みの強いりんごを使ってストレートに表現した「SORTA SEET」、シトラホップとオレンジピールを加え、ほろ苦さも楽しめる「HOP’S RAGEOUS」、バートレットやアンジューという洋梨でつくられた繊細な風味の「PEARFECT」の定番4種類を販売する予定です。

飲んでも体が疲れにくく、アウトドアと相性がいいサイダー

―タップルームではかなりの種類を提供していますね。

ホーソンに構えているサイダー専門のタップルーム(Portland Cider House)では、他のサイダリーも含め、約28種類のサイダーを提供しています。
味わいや特徴、残量などが店内のスクリーンに表示されていて、一目でわかるようになっています。
私の一番のお気に入りは、ここでしか飲めないスパイシーな味わいのもの。「PORTLAND CIDER」は小さい会社だからこそ、お客さんの好みに合わせて、少量ずつたくさんの種類が作れます。
大量につくって全て売り切らなければならない大手会社とは違い、いろんなトライができるのがよいところですね。

―サイダーのどんなところに魅力を感じますか?

オレゴンは雨が多い地域です。人々はインドアで過ごすことが多く、それが長く続くと、フレッシュなものが恋しくなるんですね。
雨期が終わると人々は大自然の中でアクティビティを楽しむようになり、サイダーが一番似合う季節がやってきます。
サイダーは100%りんごジュースでつくられた非常にフレッシュなものですし、グルテンフリーなので、ビールに比べると健康的です。
飲んでも体が疲れにくく快適でいられるので、アウトドアとの相性がいいんですね。ハイキングやゴルフをしながらサイダーを飲むのが、特におすすめです。

日本人のテイストに合わせたオリジナルをつくりたい

―初めてサイダーを飲んだときはいかがでしたか?

私がサイダーを初めて飲んだのは4年前。
ビールのタップハウスで、何かよさそうなのをオーダーしたらとてもおいしくて「これ、なんていうビール? 一番好き!」といったら、「それはビールじゃなくて、サイダーだよ」と。
それ以来すっかりサイダーのファンです。20年間不動産業界で働いていて、サイダーの仕事に関わってまだ1年目です。
アメリカでクラフトビールはすでにマチュアなマーケットですが、サイダーは急成長中ということもあり、非常にスピード感があってワクワクするものがあります。
私の次の20年をサイダーに捧げたいと思ってるくらい(笑)。
セブン・ベブ・グローバルは主にホップの販売のほか、クラフトビールやハードサイダー、その他果実酒の販売を行っている会社です。
今年から「PORTLAND CIDER」とパートナーシップを結び、世界進出を予定しています。

―日本のサイダー市場はどうなると思いますか?

日本でもすぐにサイダーブームは訪れると思っています。
昨日の夜に日本に到着したばかりですが、直感的に気がついたのは「日本にはもともとホップの文化がある」ということ。
宿泊したホテルの人々にサイダーの試飲をしてもらいましたが、そのよさをすぐに理解してくれたことに驚きました。
今回は滞在中に東京のバーをあちこち巡って勉強をして、日本人のテイストに合わせたオリジナルサイダーを考案してみたいと思っています。

PORTLAND CIDER
3638 SE Hawthorne Blvd, Portland, OR 97214

Interview at アメリカン・ニュー・フード・プロダクツ・トレード・ショーケース

カテゴリー : STORY

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